台湾のドラマ「醤園生」
台湾のテレビを youtube で観ていたら
「醤園生」というドラマを知った。
舞台は台北で、それも戦争中から戦後を背景にしたドラマだった。
客家TVというCHなんだけど、客家というのがどういう人たちのことなのか
わからなかったが「醤園生」では梅田醤油という日本の醤油メーカーが日本の敗戦で台湾を去ったあと
残された人々がその美味さを自分たちの手で造ろうとする話です。
昭和19年、梅田醤油では部長が日本語で朝礼を始め指示を出し
町の喫茶店ではウエイトレスが着物姿で接客している。
ところどころに日本語が混じる会話が妙に違和感があるというか
そうだったの?とツッコミを入れたくなる。
お父さん、お母さん、バカやろうといった単語が日常に入っている。
そして店や病院では日本語のチラシや病室での注意事項が貼られている。
日本語が頻繁に出てきて台湾の中で日本語がいかに深く浸透していたかが理解出来る。
客家人は、大陸各地を転々として台湾にも渡ってきた。
本省人のように、先住民と混血することなく独自の言語と生活を守っているようですね。
台湾の一面性だけで理解したようにくくらずにいろんな面で見てみたい
「醤園生」は画面のタイトルになぜか
「しょうえんせい」とかながふってあるところが、お茶目というか
もしかして日本語が流行ってるのかな
あともう一つ
このドラマには増村先生という役で回想シーンにしか出てきませんが
台湾で有名な日本人の瀬上剛さんが出演されていますね。